このキャラクターイラストは、専明寺様のご依頼で描きました。
江戸時代に専明寺を建てた六郎左ェ門さんと庄右ェ門さんがモデルです。
このおニ人が、「我々の仲間のために何としてもお寺を」という熱い思いで、資金を集めたそうです。
なぜか、知人の訃報を受けた次の日に、専明寺様と初めての打ち合わせが入っていたのが不思議です。
元気だった仕事関係の方が突然亡くなったと聞いて、何も手につかなくり、なんでもいいから念仏を唱えたいと思った時に、仕事とはいえ、お寺に行く用事があるなんて…。
ご縁を感じられずにはいられませんでした。
お寺に行った帰りは、突然の別れは悲しいけれど、きっとこのようなお寺で、安らかにお眠りになるのなら、悪いことではないのだ、と自然に思えてきました。
お寺の仕事といえば、人の生き死にに年がら年中、付き合うということ。
それは、とても大変なことだと思いますが、このお二人の情熱を絶やさず引き継いで、令和の時代まで続けておられることに感謝致します。
それと同時に、自分もおニ人を描くことが出来て良かったなと思います。
専明寺様のホームページでもイラストをご紹介いただきました。
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