先日、息子の卒業式(小学校)に行ってきました。
自分の子供時代は、卒業式をしてもそれほど感動しなかったのですが、親の立場での卒業式は、とても感動的でした。
学校の門に飾られている「祝卒業」の文字を見ただけで、
「わあ、私のためにありがとう」
そんな気持ちになれました。
小学生の息子は、ちょっと目を離しただけで、ケガをしたり、少しの油断で病気になったり…。
過ぎ去ってみると、どれも大したことがなかったのですが、小学校を何の悩みもなく、無事卒業出来ることは、奇跡のように感じます。
毎日、ほんとに大変だったな~という思いが全て、この卒業式で報われたような気持ちです。
先生が泣いているのを見た途端、私も涙があふれ出てきました。
息子のクラスメイトが、泣いているお母さんに
「なんで、泣くん?」
と聞いていたけれど、きっと、これは「うれし涙」です。
「元気に卒業できて良かった」
「成長した姿を見られて、うれしい」
そんな感じだと思います。
それから、先生や周りのお母さん、クラスメイトに対する感謝の気持ちと同時に出てくる「別れの悲し涙」もあります。
「卒業おめでとう」という言葉は、親のための言葉だったのですね。
2018.04.11 旧ホワイトミントより