「明日、春の香りが届きます。」
ケータイに、母からこんなメールがありました。
たまに、実家で採れた季節の野菜などを送ってくれるので、「春の香り」にピンときました。たぶん「つくし」だなと。
案の定、はかまを取ってすぐ料理しやすいようにしてくれた「つくし」や「ふきのとうの味噌煮」などの、春の香りが送られて来ました。
子供の頃は、春になると近くの土手に「つくし」を採りに行ったものです。
最近では、つくし採りに行くこともなく、スーパーでもなかなか「つくし」を売っているところがないので、春といっても1年中出回っているような食べ物を食べ、食事から春を感じることはなくなっていました。
せっかく日本に暮らして四季を感じられる環境にいながら、もったいないことをしていたなーと思いました。
「つくし」は、醤油と砂糖で味付けした卵とじにして食べました。
アツアツもおいしいけど、冷めても味がしみ込んで、おいしかったです。
2009.03.03 旧ホワイトミントより