子供(2才10ケ月)が通う保育所で発表会がありました。
子供のクラスの出し物は、劇遊び「はらぺこあおむし」と楽器遊び「サンタのおじいさん」です。
しかし、自分の子供の出番ではなく、「はじめのことば」ですでに感動してしまいました。
「はじめのことば」は、4才児クラスの担当です。
園長先生の打楽器のリズムに合せて、4才の子供2人が緊張しながら歩いて、お母さん方が見ている前にやってきます。
これから、発表会を始めます、というような短い言葉を言っただけでしたが、それだけで、涙が出そうになりました。
もう、テレビの「はじめてのおつかい」状態です。
自分の子供の出番では、楽しませてもらいました。
まずは、劇遊び「はらぺこあおむし」ですが、これは、有名な絵本の「はらぺこあおむし」と同じ内容です。
息子のクラスの役は、全員あおむしです。
息子のセリフは、
「あ!ナシだ~。ムシャムシャムシャ。それでも、おなかはペッコペコ。」
です。
それを3人で言います。手や体の動作も加えながら。
そして、セリフを言った後は、くるっと後ろを向き、背中に張ってある梨を観客に見せるという役です。
息子は、あんまりハッキリとセリフが言えてませんでしたが、3人のうちの誰かがハッキリ言ってくれたので、スムーズに劇がすすみました。
楽器遊び「サンタのおじいさん」では、曲に合せて歌いながら、手を腰に当て、体を右に左にかたむけてリズムをとります。
ところどころ、すずを鳴らしたりするだけですが、その様子がとてもかわいかったです。
それから、4才児クラスでは、劇「かさじぞう」を見事に演じたり、5才児クラスでは、手話で「あの青い空のように」を歌ったりして、保育所とは思えないほど見ごたえのある発表会でした。
自分自身、保育所は通った経験がなく、保育所に行かせるべきか、行かせないべきかずっと迷ってきたけれど、行かせて良かったと思える1日になりました。
保育所に行かなかったら、息子に大勢の前で何かを発表するというような経験を積ませてやれなかったわけです。
2才ではまだ早い、できなくてもいいことですが、実際に息子はニコニコしながら楽しそうにやっていました。
保育所は、行かなければ行かないで、良い面があるし、行ったら行ったで良い面もある、そう確信できた出来事です。
子供にそんな経験を積ませてくださり、ママには感動を与えてくれた先生方に感謝です。
2008.12.17 旧ホワイトミントより