チラシを作る上で、最も重要なのは、「目的を決める」ことです。

 

当たり前のことなのですが、改めて考えると、意外とあやふやなもの。

 

「いつ」「どこで」「誰に」「何を」伝えたいのか。

 

これをよくお考えになってください。

 

この目的を元に、全ての文字内容・デザインが決まると言っても過言ではありません。

 

目的が絞れないと、デザインの至るところで、「迷い」が出てきます。

 

例えば、

 

いつ…春先に

どこで…学校の近くで

誰に…幼児・小学生に

何を…ピアノ教室の生徒募集をする。

 

とします。

 

この「誰に」の部分が幼児・小学生でしたら、かわいい感じで、明るい色のチラシが良いと思いますが、大学受験を考えている高校生の生徒さんやプロを目指すような方は、来づらいかもしれません。

 

かわいい感じというよりは、上品な感じで、色もダークな方が、本格的に教えてくれそうな印象です。

 

このように、チラシデザインで、目的に合わせたレイアウト・書体・色の選択ができれば、届けたい人に届けたい内容が伝わるはずです。

 

選択するレイアウト・書体・色が単なる好みではなく、目的に合ったものになるためのテクニックをご紹介したいと思います。

 

●続き→チラシの作り方2 -優先順位を決める-